大阪ガス住宅設備株式会社

営業から設計、アフターに至るまで
「サービス第一」の姿勢を貫く



大阪ガス住宅設備株式会社

「品質・性能・デザイン・アフター・保証を高いレベルで備えながら大手ハウスメーカーよりも手が届きやすい。そこには絶対の自信があります」と話す橋本社長。

今回は、ジャパンホームシールド(JHS)の定期点検代行とCGVR空間制作サービスを導入した経緯と、その効果について伺いました。
大阪ガス住宅設備株式会社
橋本 幸二 社長
 
 課題
  • 長年自前にこだわってきたアフターが社内スタッフだけでは回らない
  • アフターは人とコストが1番かかる
 選んだ理由
  • JHSの点検員さんは”住まいの何でも屋”のような存在
  • 点検内容を細かく打ち合わせ、年150件の報告書を1件ずつ丁寧に確認。
    全現場に出向けないからこそ、写真の撮り方にもこだわる。
 効果
  • ただ点検箇所を目視するのではなく、手入れのアドバイスや
    ちょっとした修繕をしながらお客様と絆をつくろうとしてくれた
  • 当初4割だったカスタマーセンターの出動率が2割まで減った
  • この2年間でリフレッシュ工事の利益が約1.5倍に増えた

「自前」にこだわる


これまでに注文住宅を中心に延べ3500棟建築。こだわりの1つは、土地の仕入れ
から集客・営業、設計、施工、アフターに至るまでほぼすべての工程を内製化する
”自前”の姿勢だと言います。

常にお客様起点で物事を考える大阪ガスグループの社是「サービス第一」も、部門を超えて社員1人ひとりに染み付いていると言います。

また、大々的なテレビコマーシャルや総合展示場へのモデルハウス出店を行わず、
その分のコストをお客様の建物に還元するというのが同社の考え方。販管費を極力抑えていることも、結果的にお客様満足度につながっています。

緑豊かな立地で、LDKのどこにいても景色が
望める住まい。

アフターも顧客起点


引渡し後のアフターサービスも、当初は現場監督・建設担当者がアフターを兼任していましたが、現在はカスタマーセンターを設置して専門チーム化しています。OB数が3300組を超えた2022年、社内スタッフだけでは手が回らなくなると判断し、「2年目点検」をジャパンホームシールドと協業することにしました。

外注化にあたり決め手となったのはJHSの「社風と人柄」だと中元さんは
振り返ります。点検内容を細かく打ち合わせ、写真の点数や撮り方にも
こだわります。

「JHSの点検員さんは”住まいの何でも屋”のような存在。点検箇所を目視するのではなく、手入れのアドバイスやちょっとした修繕をしながらお客様と絆をつくろうとしてくれるので非常に助かっています」と柳さんは話します。

当初4割だったカスタマーセンターの出動率が、現在は2割まで減り、
「時間的・精神的余裕が生まれたことで、10年目点検時の提案に力を入れることができるようになり、この2年間でリフレッシュ工事の利益が約1.5倍に増えています。」と橋本社長は話します。
写真右から柳さん、上原さん、橋本社長、笠松部長、中元所長

建売、非住宅への挑戦


資材・エネルギー価格の上昇や将来への不安などで注文住宅市場が
縮む中、橋本社長は「変化しながら前に進みたい」と話します。

完成前にお客様に見せて建物のイメージを固めてもらうツールとしてJHSのCG動画制作サービスを導入しました。CG動画なら平面図や
立面パースの数千倍の情報量を伝えられること、若年層と親和性が
高いこと、何よりクオリティとコスパの高さが決め手となったと言います。

「実際に完成する建物のCG動画なので盛り過ぎず、できるだけ
リアルに近づけるよう、壁や床の微妙な色味の指示にも細かく
対応してくれます」と上原さんは話します。
同社では、お客様の対話の時間を大切に考え、
回数の上限を決めず、打ち合わせすることを心がけている。

第二の柱に育てる


CG動画を活用しながら同社らしい建売営業のかたちを築き、数年以内に建売事業を注文住宅に次ぐ、第二の柱に育てるのが目下の目標。

「非住宅分野にも挑戦し、市況が乱高下する時代でも注文・建売・非住宅が補い合う事業運営を目指します」と話す橋本社長。

私たち、ジャパンホームシールドは定期点検、CGVR動画制作サービスを通じて、蓄積したノウハウを生かしお客様に還元していきます。


大阪ガス住宅設備の皆さんとJHS東福支店長(前列左)、JHS辻(後列右)
出典:Sasa-ell_vol.17

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