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壁紙が破れた!自分で補修する方法

壁紙のトラブルで多いのが、壁紙クロスの破れ。わざわざ業者に依頼するのはもったいないと思いながらも、どうしたらよいかわからず放置している人もいるのではないでしょうか?壁紙の破れは、状況によっては自分で簡単に補修できます。


本記事では、壁紙補修で使う道具や補修方法についてご紹介します。「どの程度の破れなら自分で補修できる?」「100均のアイテムも使える?」などの疑問点についても解説しますので、破れた壁紙を手軽に補修したい方はぜひチェックしてみてください。


目次[非表示]

  1. 1.壁紙の破れは自分で補修できる?
      1. 1.0.1.小さな範囲であれば自分で補修できる
      2. 1.0.2.破れが広範囲・下地にまで影響がある場合はプロが安心
  2. 2.【トラブル別!】壁紙の破れ補修のDIY手順
    1. 2.1.壁紙がはがれてしまった!
    2. 2.2.壁紙が破れて下地がむきだしに!
    3. 2.3.壁紙が大きく破れてしまった!
    4. 2.4.壁紙の破れ補修で使う道具は100均でも買える?
  3. 3.破れた壁紙を自分で補修して快適なお部屋を目指そう!


壁紙の破れは自分で補修できる?

壁紙の破れは放置すると被害が広がり、手に負えなくなることも。程度によっては自分で補修できるので、気付いたら早めに対応することが重要です。


小さな範囲であれば自分で補修できる

比較的小さな範囲の破れであれば、特別な技術は必要ないため、自分で補修できます。
また、白系のシンプルな壁紙クロスを使用している場合も補修が可能です。同じ壁紙が手元になくても、近いものを手配しやすいからです。
手順を踏んでていねいに作業を進めれば失敗も少なくすみます。ぜひチャレンジしてみましょう。


破れが広範囲・下地にまで影響がある場合はプロが安心

破れの範囲が広いと、広範囲を補修するための特別な技術が必要になり、失敗した時の影響は大きくなります。壁紙の下地に穴や割れが生じている場合も、張り替える前の下地処理が必要になるため、自分で補修するのは難しいでしょう。
広範囲を補修する場合や、DIYに自信がないという方は、業者に頼んだ方が安心です。



【トラブル別!】壁紙の破れ補修のDIY手順

トラブル別に壁紙の破れを補修する方法を解説します。業者に依頼した際との比較もあわせてご紹介しますので、参考にしてみてください。


壁紙がはがれてしまった!

湿気や乾燥などの影響で、天井や床との境目、壁紙どうしのつなぎ目から壁紙がはがれてくることがあります。そんな時は、壁紙用の接着剤を使って補修しましょう。接着材とローラー、ハケがセットになっているキットを使えば手軽に補修ができます。

参照元:株式会社建築の友


【STEP1】壁紙の裏面と壁の汚れを固く絞った雑巾でふきとる

【STEP2】壁紙の裏に接着剤を塗り、ハケで均一に塗り広げる

【STEP3】壁紙を貼り合わせる。クセがついているクロスを接着する場合は、マスキングテープ等で仮押さえする

【STPE4】はみ出た接着剤を乾く前にふき取り、ローラーをかけ圧着する




壁紙が破れて下地がむきだしに!

壁紙が破れて下地が見えている場合は、補修用壁紙を使って部分張り替えをしましょう。補修用壁紙は、できるだけ既存の壁紙に近い色や柄を使用することが大切です。ホームセンターに切れ端を持っていき、見比べながら購入すると安心です。

シールタイプになっている補修用壁紙は、接着材を使わず簡単に作業ができるのでおすすめです。

参照元:LINTEC


同じ色・柄の壁紙が手配できない場合は、小さいサイズであれば家具の裏やコンセント、スイッチプレートの中など目立たない場所から切り抜いて使用するとよいでしょう。


【STEP1】破れた箇所より大きめの補修用壁紙を用意し、マスキングテープで仮止めする

【STEP2】定規を当てながら、下の壁紙と重なる部分をカッターでカットする
※力を入れすぎると下地の石膏ボードごと切ってしまうので注意しましょう!

【STEP3】補修用壁紙と既存の壁紙をはがし、補修用壁紙と同じサイズの下地が見えている状態にする

【STPE4】補修用壁紙を、取り除いた壁紙の位置に合わせて貼りつけ、しっかりと圧着する


壁紙が大きく破れてしまった!

壁紙の破れが広範囲だったり何か所も破れていたりすると、見た目も悪く、壁の下地も傷めてしまうことに。そんな時は、壁紙リメイクシートを上から貼ってごまかしてしまう対処法があります。

様々なデザインがあるので、好みの模様や色を選ぶことでお部屋のイメージチェンジにもつながります。ただし、広範囲の張り替えとなると費用がかさむ点に注意してくださいね。


参照元:ニトリ楽天市場店


【STEP1】リメイクシートを貼る部分を雑巾できれいに拭いておく

【STEP2】貼る高さをメジャーで測り、定規と鉛筆でガイドとなる直線を引く

【STEP3】剝離紙をはがしながら、リメイクシートを手で軽く抑え、ガイドに沿って貼っていく

【STEP4】ヘラを使ってリメイクシートを圧着する

【STEP5】ローラーでしっかりと圧着する

【STEP6】定規をあて、余分なシートをカッターで切り取る

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壁紙の破れ補修で使う道具は100均でも買える?

壁紙の破れ補修で使う道具は、ホームセンターやネットで揃えることができます。100均にも壁紙補修で使えるアイテムは販売されているので、費用を安く抑えたい方にぴったり。100均で購入できる壁紙補修グッズをご紹介します。


商品名

内容
壁クロス用ボンド

・壁紙クロスのはがれ専用ボンド

・速乾タイプが便利
補修用壁紙

・約30cm×53cmでシールタイプ

・シンプルな白い壁紙の補修に
リメイクシート

・レンガや木目、タイル柄など種類が豊富

・お部屋の模様替えも楽しめる


初めて補修を行う場合、道具をうまく使いこなせるか不安という方もいるでしょう。100均のアイテムは、「まずは試しに補修してみたい」という方におすすめです。


破れた壁紙を自分で補修して快適なお部屋を目指そう!

破れてしまった壁紙は、市販の道具を使って自分で補修できます。自分で壁紙をきれいにできると喜びもひとしお。一度道具を揃えて補修方法を覚えてしまえば、次からは自信を持って対応できますね。


業者に頼むより費用を安く抑えられるので、壁紙の破れがそのままになっているという方は、ぜひチャレンジしてみてください!




記事を作成する際に参考にした書籍、サイトは以下の通りです。


表紙写真「敗れた壁紙」:画像提供/PIXTA



ホームサポート編集部
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