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壁紙(クロス)の汚れを綺麗にしたい! 効果的な落とし方やおすすめの掃除道具

気付くとついてしまう壁紙クロスの汚れ。特に白い壁紙の汚れは部屋がくすんで見えるため気になりますよね。


掃除したいと思うものの「水拭きしても大丈夫?」「どんな洗剤を使えばよいの?」「カビも落とせる?」など、疑問点が多いとなかなか一歩が踏み出せないもの。壁紙の掃除には、汚れの種類に合った洗剤を使い分けることが重要です。


本記事では、汚れの種類ごとに適した掃除アイテムや掃除方法について解説します。普段から壁紙を綺麗に保つメンテンス方法もご紹介しますので、壁紙を綺麗にしたい方はぜひチェックしてみてください。

目次[非表示]

  1. 1.壁紙(クロス)汚れ落とし|揃えておきたいおすすめアイテム
    1. 1.1.洗剤と汚れの相性について
    2. 1.2.おすすめのお掃除グッズ
  2. 2.壁紙の汚れを落とす方法
      1. 2.0.1.軽いこすれ汚れや鉛筆の汚れ
      2. 2.0.2.黄ばみ(手あか・タバコのヤニ)、油汚れ
      3. 2.0.3.クレヨン、油性ペン
      4. 2.0.4.黒ずみ(カビ)
      5. 2.0.5.最終手段として汚れを隠してしまう手も
  3. 3.普段から壁紙を汚れにくくするお手入れ方法はある?
  4. 4.壁紙の汚れは自分で綺麗にして快適に過ごそう!


壁紙(クロス)汚れ落とし|揃えておきたいおすすめアイテム

壁紙が汚れる原因は、ホコリや油ハネ、皮脂汚れ、たばこのヤニ、カビなど様々。ご家庭の壁紙が水拭きできるビニールクロスの場合は、専用の洗剤を使ってお掃除しましょう。


洗剤と汚れの相性について

壁紙の汚れ掃除は、「中性洗剤」「重曹」「セスキ炭酸ソーダ」を使い分けることがポイントです。以下にそれぞれの特徴をまとめました。

洗剤の種類
特徴
得意とする汚れタイプ
中性洗剤

・多くの汚れに対応


・素材を傷めにくく手肌に優しい


・他の洗剤と混ぜても反応しないので安心して使える

軽い汚れや付着したばかりの汚れ


重曹
(アルカリ性洗剤)

・弱いアルカリ性

・酸性(油や皮脂)汚れを中和して綺麗にする働き

・水に溶けにくくクレンザーとして使える

・消臭効果がある

・油や皮脂汚れ

・タバコのヤニ汚れ

・クレヨンやボールペン汚れ

セスキ炭酸ソーダ
(アルカリ系洗剤)

・強いアルカリ性

・油やたんぱく質の汚れに効果を発揮

・水に溶けやすく拭き掃除に最適

・血液の汚れ

・油や皮脂汚れ

・タバコのヤニ汚れ

・クレヨンやボールペン汚れ

・食べ物の汚れ


軽い汚れであれば中性洗剤で落とせます。迷ったらまずは中性洗剤を使って拭き取ってみましょう。中性洗剤で落ちない頑固な汚れは、重曹、セスキ炭酸ソーダの順に試してみるとよいでしょう。


おすすめのお掃除グッズ

壁紙の汚れ掃除におすすめの洗剤を3つご紹介します。


1.【中性洗剤】ウタマロクリーナー400ml(税込約400円)

参照元:ウタマロ


衣類の部分洗い洗剤「ウタマロ石けん」はご存知の方も多いかもしれませんね。こちらはウタマロシリーズの中でも、家中どこでも使用可能なクリーナーとして人気の洗剤です。手肌にもやさしく嫌なにおいもしないため、リビングや寝室にも気軽に使えます。しつこい汚れには不向きなので、軽い汚れや日常のお掃除用に常備しておくと便利です。


2.【アルカリ系洗剤】重曹の激落ちくん(泡タイプ)400ml(税込520円)

参照元:レック公式オンラインショップ


「激落ちくん」シリーズも、メラニンスポンジなどロングセラー商品を多く取り揃えている人気のブランド。重曹の激落ちくんは界面活性剤を使わず自然由来の安心素材を使っているため、そのまま流しても自然を汚す心配がありません。泡タイプなので汚れに密着しやすく、凸凹のある壁紙にも効果的に使えます。


3.【アルカリ系洗剤】セスキの激落ちくん(泡タイプ)400ml(税込520円)

参照元:レック公式オンラインショップ

セスキの激落ちくんは、アルカリ電解水にセスキ炭酸ソーダを加えたアルカリ性のクリーナーです。天然成分なので、赤ちゃんやペットのいるご家庭でも安心して使用できます。


壁紙の汚れを落とす方法

壁紙の汚れタイプ別に、掃除方法を解説します。お掃除の前にモップでホコリを取り除いておきましょう。


軽いこすれ汚れや鉛筆の汚れ

こすってできた軽い汚れや鉛筆汚れは、市販のプラスチック消しゴムで落とせます。色鉛筆の汚れも同様に効果を発揮します。ただ力を入れすぎると壁紙を傷つける可能性がありますので、様子を見ながら程よい力加減で使用しましょう。


黄ばみ(手あか・タバコのヤニ)、油汚れ

まずは中性洗剤を含ませた雑巾で拭き取り、それでも落ちない場合はアルカリ性の重曹やセスキ炭酸ソーダを吹き付けて拭き取りましょう。


【STEP1】アルカリ系洗剤を汚れに吹き付ける

【STEP2】雑巾で汚れを拭く

【STEP3】水で濡らした雑巾で液を拭き取る

【STEP4】乾いた雑巾で水気を拭きとり、乾かす



クレヨン、油性ペン

クレヨンや油性ペンなどには油分が含まれているため、水拭きだけでは汚れが落ちません。クレンジングオイルや除光液を使った掃除方法をご紹介します。色や柄のある壁紙は変色の恐れがあるため、目立たない場所で試してから使用してください。


【STEP1】エタノールや除光液を雑巾にしみ込ませる

【STEP2】雑巾を10秒ほど当ててからたたくように拭く

【STEP3】水拭きをする



黒ずみ(カビ)

壁紙のカビ汚れには、キッチンハイターなどの塩素系漂白剤を使用します。必ずゴム手袋を着用し、換気しながら掃除を行いましょう。


【STEP1】歯ブラシなどに漂白剤を付ける

【STEP2】カビを優しく擦り落とす

【STEP3】固く絞った雑巾でしっかり拭き取る

【STEP4】乾いた雑巾で水気を拭き取り、乾燥させる


塩素系漂白剤は白い壁紙に使用できますが、色や柄のついている壁には色落ちする恐れがあり向いていません。使用する前に目立たない箇所で使用し、色落ちしないことを確認した上で使用しましょう。



最終手段として汚れを隠してしまう手も

拭き掃除でも落ちない場合は、壁紙の色に合った着色補修材で汚れを隠してしまうという手も。最終手段として覚えておきましょう。

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参照元:建築の友


【STEP1】本体をよく振り、しっかりかくはんする

【STEP2】付属のハケを使って、汚れの上に着色補修材を塗る

【STEP3】汚れが透けて見える場合は、一度乾燥させてから重ね塗りをする




普段から壁紙を汚れにくくするお手入れ方法はある?

壁紙の汚れを放置すると、自分では手に負えないほど汚れが広がることも。程度によっては業者に依頼することになり、高額な依頼費がかかってしまいます。日ごろから汚れをためないよう、こまめなお手入れを心がけましょう。


特に、壁に油汚れが残っているとホコリが付着しやすくなり、湿気によってカビの原因にもつながります。定期的にハンディモップなどを使って壁紙のホコリを取り除いておきましょう。べたつきが気になるときはアルカリ系洗剤で拭き掃除をしておくと安心ですね。

タバコの煙やキッチンの油煙などは壁紙を黄色く変色させる原因に。料理中やタバコを吸っている時に忘れず換気するだけでも、汚れ対策に繋がります。


壁紙の汚れは自分で綺麗にして快適に過ごそう!

壁紙の汚れは、汚れと相性の良い洗剤を使うことで、効率よくお掃除できます。

日頃から汚れをためないよう心がけることも大切。「お休みの日の朝」や「週末の就寝前」のように、お手入れするタイミングを決めてルーティン化すると、ストレスなくお掃除を続けられますよ。

壁紙が綺麗だと清潔感ある印象になり、自信を持ってお友達を自宅に招待できますね。今回ご紹介した掃除グッズや掃除方法を参考に、ぜひお掃除してみてください。





記事を作成する際に参考にした書籍、サイトは以下の通りです。



表紙写真「タオルで壁を拭き掃除する女性の手」:画像提供/PIXTA

ジャパンホームシールド編集部
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