DIY&お掃除TIPS

張替え不要!クッションフロアを自分で補修する方法を解説します!

 クッションフロアについてしまった傷やへこみ。いっそ張り替えたいと思っても、一部分のために業者に依頼するのはもったいないですよね。

「どの程度の補修なら自分でできるの?」「100均のアイテムは使える?」

そんな疑問をお持ちの方に向けて、クッションフロアの補修に使える道具や補修方法をトラブル別に解説します。


目次[非表示]

  1. 1.クッションフロアは自分で補修できる?
  2. 2.クッションフロアの補修におすすめの道具
    1. 2.1.■シームシーラー
    2. 2.2.■接着剤
    3. 2.3.■床用ジョイントローラー
    4. 2.4.■フローリング用補修材
    5. 2.5.■フローリング補修テープ
  3. 3.【トラブル別!】クッションフロア補修のDIY手順
    1. 3.1.表面に浅い傷やへこみがついてしまった!
    2. 3.2.クッションフロアの継ぎ目がめくれた!
    3. 3.3.広範囲の傷や深い傷がついてしまった!
  4. 4.必要な道具を揃えて, クッションフロアの補修をやってみよう!



クッションフロアは自分で補修できる?

クッションフロアは部分的なダメージであれば、自分で補修が可能です。


クッションフロアは、塩化ビニルという柔らかい素材でできています。そのため尖ったものを落とすと傷が付きやすく、重い家具などを長く置いた場合に跡が残りやすいという特徴があります。

小さな傷やへこみでも意外と目立つもの。早めに適切な補修をすることが大切です。


一部分のダメージであれば、業者に依頼して全面張り替えを行う必要がないので、自分で補修してみるとよいでしょう。ホームセンターや100円ショップなどで道具を揃えて作業することで、以下のように費用を抑えることができます。



インターネット上ではクッションフロアの補修動画を紹介しているサイトも。自分で補修できるか不安という方は、事前にチェックしてみるとよいでしょう。




クッションフロアの補修におすすめの道具

クッションフロアの補修で使える道具をご紹介します。


■シームシーラー

クッションフロア専用の接着材です。クッションフロアの継ぎ目処理に使用することで、ホコリや水の侵入を防ぐことができます。小さい程度であれば傷跡の補修にも使用できます。


シームシーラー

出典:楽天市場


■接着剤

クッションフロアを床面に接着する際に使用します。両面テープで接着する方法もありますが、すぐに接着してしまうため張り直しができません。接着剤は直後であれば置き直しや微調整ができるので、初心者におすすめです。

接着剤

出典:コニシ株式会社


■床用ジョイントローラー

クッションフロアを接着した後、しっかり圧着させる際に使用します。小さいながらも重量があるため、女性でも楽に押さえることができます。


床用ジョイントローラー

出典:壁紙屋本舗


■フローリング用補修材

フローリング用の補修剤を使用すると、手軽に傷跡を補修することができます。色の種類が豊富なので、床材に合ったものを探しやすいでしょう。


ただしクッションフロアは熱に弱いため、電動コテで溶かして使うタイプを使用する際は注意が必要です。パッケージに『ビニール素材にも使える』と記載があるか事前にチェックしておくと安心ですね。

フローリング用補修材

出典:ハウスボックス


100円ショップでは、温めず使用できる補修クレヨンを取り扱っています。ホームセンターに比べ色の種類が少ないため、補修したい箇所に合う色が見つかる場合は試してみるとよいでしょう。


■フローリング補修テープ

クッションフロアの気になる部分を覆うように貼り付けるだけで、ダメージ箇所を簡単に目立たなくできます。傷が付きやすい箇所にあらかじめ貼っておくことで、傷の防止にもつながります。

フローリング補修テープ

出典:ニトムズ


【トラブル別!】クッションフロア補修のDIY手順

続いて、トラブル別にクッションフロア補修手順をご紹介します。


表面に浅い傷やへこみがついてしまった!

表面だけの浅い傷には、シームシーラーを使用することで目立たなくできます。


【STEP1】シームシーラーをダメージ箇所に数滴垂らす。

【STEP2】数分置いてから乾拭きする。

【STEP3】STEP1とSTEP2を何度か繰り返す。


クッションフロアの継ぎ目がめくれた!

クッションフロアの継ぎ目部分がめくれてしまった場合は、接着剤を使用して補修します。


【STEP1】めくれた部分に接着剤を注入する。

※はみ出た場合は、固まる前に綺麗にふきとっておく。

【STEP3】接着剤が硬化するまでは重しをのせるなどして、しっかりと接着する。

【STEP4】ジョイントローラーで瞬間接着剤を圧着させる。

【STEP5】継ぎ目部分にシームシーラーを充填し、つなぎ合わせる。


広範囲の傷や深い傷がついてしまった!

広い範囲で傷がついてしまうと、シームシーラーによる補修は難しくなります。そんな場合は同じ柄の床材で一部だけを張り替えましょう。


【STEP1】同じ柄のクッションフロアを必要サイズ用意する。

※同じ柄のクッションフロアがない場合は、家具の下など目立たない場所を切り取って使用する。

【STEP2】補修したい箇所に新しいクッションフロア材を乗せ、下のクッションフロアごと、カッターナイフで切り取る。

【STEP3】傷のついたクッションフロアをはがす。

【STEP4】床面に接着剤を塗り、新しいクッションフロアを貼り付ける。

※以下の手順は、クッションフロアの継ぎ目がめくれた際と同様



必要な道具を揃えて, クッションフロアの補修をやってみよう!

クッションフロアの補修方法や、必要な道具について解説しました。


クッションフロアに傷やへこみがついてしまった際は、専用の道具を用意すれば自分で補修できます。業者に依頼するより料金を安く抑えることができるので、お金をかけずに綺麗にしたい方におすすめです。


道具はホームセンターで手に入るものばかりなので、ぜひチャレンジしてみてくださいね。




記事を作成する際に参考にした書籍、サイトは以下の通りです。



表紙写真「 クッションフロアマットをハサミで切ってするDIY女性」:画像提供/PIXTA



ホームサポート編集部
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