クレバリーホーム倉敷

施工品質の底上げ目指し、第三者検査にこだわる。


クレバリーホーム倉敷店 店長 塩見 様
クレバリーホーム倉敷店の経営元は、広島県に本社を構えるアーキ・フロンティアホームさん。丁寧・基本を徹底した家づくりと念入りな検査を行っています。

効率化・省力化といった世の中の流れの中で、どうしてそこまでできるのか、ジャパンホームシールドの建物品質検査をどのように活用しているのかを伺いました。
 
 課題
  • 下請けや応援などすべての職人が「丁寧で完璧な仕事」と「高いモラル」を維持することは難しい
  • 社内検査では、現場監督・職人との距離によって厳しい目線を保ちにくい
  • お客様からの「社内検査だとコントロールできますよね?」という声
 選んだ理由
  •  検査項目と検査回数が充実していた
 効果
  • トライアルで「第三者検査だと安心できる」と好評だった
  • 社内の現場意識が向上し、最終的にお客様のためになっている

ポリシーは「とにかく丁寧につくること」


クレバリーホーム倉敷店の社員は7人。年間に手がける新築は20棟ほどで、つくる家は多彩です。クレバリホームの持ち味である外壁タイル張りの家をはじめ、電気の自給自足をかなえるオフグリッド住宅『フロンティアスマート2030』、さらにそれらをベースにした自由設計を得意としています。

お客様の予算と要望に合わせて性能・機能・デザインはいかようにも調整でき、ZEHからUA値0.27の超高断熱まで、断熱仕様も自由に選べます。

家づくりのポリシーは、「丁寧に、とにかく丁寧につくること」。
モデルハウスをふらっと訪れた人とじっくり向き合い、対話とプランニングを1年以上繰り返すというスタイルです。

毎回新しいプランを1から無償でつくり、そのお客様にとっての住みやすさを追求します。過去には1組のお客様に3~4年かけて70以上プランニングをしたことも。検討期間がどんなに長引いても、契約を迫ったり、営業的な言葉をかけたことはありません。


品質維持への強い想いと障壁


クギの打ち方ひとつとっても、基本にとことん忠実であることが重要です。構造用合板もただ使えばいいというものでなく、基本通りにクギを打って初めて耐震性能を発揮するからです。

長年建築の世界にいると、手抜きと思えるひどい現場もたくさん見てきました。けれども自分が関わる以上、いい加減な仕事
は許しません。とはいえ、熱心に教育をしても、人手の問題から下請け会社や応援の職人が来たりすることもあります。

そういった事情からも、すべての職人に「丁寧で完璧な仕事」と「高いモラル」を求め続けるのは難しいため、「施工品質を底上げする仕組み」を模索するようになりました。

独自の品質検査に挑戦するも・・・


可能なら四六時中現場に張り付いていたいのですが、その時間は到底捻出できません。

そこで、独自の施工品質検査を考案。一級建築士資格をもつ検査専任のスタッフを採用し、20近い検査項目を設定して、施工状況を細かくチェックする仕組みをつくりました。引き渡し時には、検査結果を膨大な写真とともにまとめた報告書をプレゼント。2センチもの厚みがある手づくりの報告書は、お客様からとても喜ばれました。

一方で、社内検査の課題も見えてきました。検査員が現場監督や職人と距離が近いと、どうしても「施工品質の確保」という当初の主旨が薄れ、厳しい目で検査することが難しくなってきたのです。

「社内検査だと結果をコントロールできますよね?」というお客様の言葉が決定打となり、検査体制の見直しに着手。2018年にジャパンホームシールドの建物品質検査を試したところ、「やっぱり第三者機関の検査だと安心できる」と好評だったことから、全棟での実施を決めました。

第三者検査は「自分のため」、コストも全額自社負担


ジャパンホームシールドの建物品質検査は、基礎配筋や構造などの施工状況を第三者の検査員がチェックするもの。

クレバリーホーム倉敷店では、検査回数がもっとも多い10回コースを迷わず選択し、全棟標準で実施し始めました。検査費用は全額自社で負担しています。

オプションにすると「塩見さんならちゃんとやってくれているはずだから、検査を外してほしい」というお客様が必ずいます。でもそれだと、施工品質の底上げという本来の目的が果たせないため、標準仕様にして費用をいただかないのが一番の解決策だと考えました。

正しいことをしたいから


塩見店長は自らを「面倒くさい性格」だと評します。こだわりが強くて、細かくて、厳しい。僕がいると現場の職人さんは大変でしょう。でも、やるからには手を抜かず、正しいことをしたい。断熱欠損があるのに見て見ぬふりをすることは到底できません。

検査でもっとも難しいのはタイミングと段取りですが、急なスケジュールにも柔軟に対応してもらい、現場の職人さんも協力的で、施工品質を底上げするうえで欠かせないものになりました。

2020年秋からジャパンホームシールドから提案いただいていた「定期点検サービス」も導入しています。お客様にとってはアフターも第三者の方が安心でしょうし、住宅会社にとっては人材探しに悩まされずにすむと期待して導入に至りました。

ジャパンホームシールドさんが検査に入るようになり、現場の意識も変わり始めました。何より、丁寧な施工と検査は最終的に「お客様のため」になるはずです。
塩見店長(左)とジャパンホームシールド岡山営業所 井上(右)

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